華表保育園

「ありがとう」「すごいね」「がんばったんだね」…子ども達は、私達が語りかける言葉一つ一つをまっすぐに受け止めます。だからこそ、何かを達成した時や頑張る気持ちを見せてくれた時、私達は子ども達と共に喜びを分かち合い、言葉にして伝えます。「よくできたね。すてきだよ」って。子ども達一人一人の良い面をできるだけ引き出して、ほめる。そうすることで、小さな自信が大きな成長へとつながっていきます。

先生が笑って「おはよう」と言った。友だちが「遊ぼう」って手を握った。認められる喜びや共にある幸せをたくさん感じながら、子ども達は豊かな心を育みます。私達は子どもと同じ目の高さで一人一人に声をかけ話に耳を傾けます。どうすれば私達の想いが伝わるのか。どんな言葉が小さな心に響くのか。いつも考えながらありのままを認め、成長しようとする力を信じさりげなく促していく。それが私達と子ども達との日々の営みです。

沢山の子どもが集う遊びの場、それはまた、個性の集まりでもあります。ねんど遊びやブロックの組立に集中する子、おひさまの下で走り回るのが大好きな子、縄跳びや鉄棒に夢中になる子。それぞれに違いがあり、時にはそれがお互いの刺激にもなります。自分でもできるようになりたい。やってみたい…子ども達の心に芽生えるそうした想いを、私達は励ましという形で、育てていきたいと思っています。あせることなく、ゆっくりと。