保育所みのり祇園

親鸞聖人の生き方に学び、通常の保育活動に加えて「まことの保育」を実践しています。

私のいのちの輝きを願い、私と共に生きてくださる阿弥陀さまのお慈悲に育まれることを、幼児との生活を通して幼児と共に喜び合う保育が「まことの保育」です。

子どもたちが相互に教え合い、学び合い、共に育ち合うことが出来ることを目的とし、いろいろな年齢、いろいろな人と多く関わることで人と関わる力を育んでいます。年下の子どもは、年上の子どもに憧れたり、遊びのモデルにしたり、新しい言葉や遊びを覚えていきます。逆に、年上の子どもは年下の子どもに優しく接したり、譲ったり、世話をしたりして自信や意欲を持ち、主体的に行動する子どもに育っていきます。

私たちの願いは、保育園と地域社会がしっかりと人間的な繋がりをもち、一人ひとりの子どもたちの笑顔あふれる毎日を実現することです。子ども達は、この大きな家でたくさんの愛情に育まれ情緒の安定した生活を送りながら自己を充分に発揮し、すくすくとおおらかに育っていってほしいと願っています。

食育とは生きる上の基本であって、知育、徳育及び体育の基盤となるべきものです。様々な経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得できるようにします。そして、その取り組みを通じて、家庭や地域と連携し、食に関わる様々な情報を共有し、食の楽しさや大切さを伝えていくことこそ、保育園の社会的な責任であると考えます。