わかすぎ第三保育園

3・4・5歳の子ども達がひとつのクラスとして、生活や遊ぶことを基本にしています。子ども達は育とうとする能力のほとんどを、憧れや模倣することで身につけていきます。異年齢の子ども達が、お互いを手本として思いやり、譲り合う心が育ちます。この経験を通して、より豊かな人間関係を築き子ども同士が育ち合う保育を目指しています

乳児期の欲求の基本は快、不快からはじまります。その欲求に丁寧に応えていくことで乳児との愛着や信頼関係が築かれます。おしっこやうんちが出て気持ちが悪いと感じ、おむつを替えて気持ちがいいと感じるその感触が人間の感覚器官を育てるために最も重要であると言われています。乳児期に「ぬくもり」や「てまひま」をかけて育てるという理念を大切にして布おむつを使用しています。

保育の仕事は「教える」「指導する」というより、自立することを「助けていくこと」だと思います。大人も子どももお互い尊敬し、信頼すべき一人の人間として存在を認め合い、共に育ちあう関係を大切に、大人は「○○さん」、子どもには「○○ちゃん」「○○くん」と言葉をかけ合うようにしています。

遊びの中で子どもが自主的に行動する力と、思いやりを持ち、協力して何かを成し遂げ、人とよい関係をつくる力が育ちます。そのために毎日の日課とよりよい遊びが保障されることを大切にしています。室内では、安全基準が世界的に厳しいヨーロッパのものを中心とし、発達に応じた優れた玩具を揃え、集中力や思考力、観察力、記憶力等を身につけられるようにしています。