品川区の保育園に途中入園はできる?申込み方法は?

保育園への入園は、年度初めである4月が最も多いですが、生まれ月や仕事の関係などで、年度途中に入園しなければならない場合があります。
今回は、品川区の保育園の途中入園に際した、申込みの流れや必要書類などについてご紹介します。

品川区の保育園に途中入園はできる?申込みの流れとスケジュール

途中入園の場合の申込みの流れやスケジュールは以下の通りです。

申込みの流れ

①情報収集、自治体への相談
まずは自宅周辺の保育園の情報収集をします。
入園を希望しても、希望月に、希望の園に入れるとは限りません。
地域の保育園について情報収集をし、途中入園が可能か、定員の空きがあるかを早めに確認しましょう。
参考:保育園・小規模保育事業等入園可能数|品川区

②保育園の見学、希望園の選定
入園できそうな保育園をいくつかピックアップしたら、園見学を行ないます。申込みにあたり園見学は必須ではありませんが、園の雰囲気や方針が子どもに合うかなど、実際に見ないとわからないこともありますので、園見学に行くことをおすすめします。
次の項目で詳細をお伝えしますが、認可保育園の場合は、入園希望月の前月10日が申込締切となっていますので、入園希望月の前々月までには希望園すべての見学が終わるようスケジューリングできるといいでしょう。

③申込み
希望園が決定したら、自治体に申込みをします。
練馬区の各月の申込締切は以下の通りです。

入園月申請締切日結果発表日入園可能数公開日
令和6年5月4月4日(木)4月23日(火)3月22日(金)
令和6年6月5月2日(木)5月23日(木)4月23日(火)
令和6年7月6月5日(水)6月21日(金)5月23日(木)
令和6年8月7月3日(水)7月23日(火)6月21日(金)
令和6年9月8月5日(月)8月23日(金)7月23日(火)
令和6年10月9月4日(水)9月24日(火)8月23日(金)
令和6月11月10月4日(金)10月23日(水)9月24日(火)
令和6年12月11月5日(火)11月22日(金)10月23日(水)
令和7年1月11月12日(火)12月6日(金)公開無し
令和7年2月11月12日(火)12月20(金)公開無し

参考:保育園入(転)園の手続きについて|品川区

認可保育園と認可外保育園の申込みの違い

認可保育園は自治体に申込みをしますが、認可外保育園は各施設へ申込みをします。
申込みの締切や入園可能月なども、各施設に直接お問い合わせください。また、認証保育園をはじめとする認可外保育施設の保育料は、認可園のように各家庭の階層に応じた金額ではなく、一定の基準のもと、園が独自に設定しています。
要件に沿った補助金の支給もありますので、併せてチェックしてください。
参考:企業主導型保育事業について|品川区
参考:品川区認可外保育施設保育料助成制度|品川区

品川区の途中入園の条件と必要書類

保育園の入園には様々な書類の提出が必要です。
品川区の保育園の途中入園に際し、必要な書類は以下をご確認ください。
参考:【令和6年4月以降入園申請児童用】申請に関する書類|品川区

また、品川区では、各家庭ごとの必要書類を簡単に確認するサイトを設けています。
入園に必要な書類は多岐にわたり、家庭ごとにそれぞれ異なるため、難しく感じる方もいるかも知れませんが、こういった取り組みがあると安心して準備ができますね。
参考:スマート申請|品川区

入園に際しての詳細はこちらをご確認ください。
参考:保育園のご案内|品川区

品川区の入途中入園の倍率

品川区では、入園申込みの倍率は公表されていません。その代わりに、入園が内定した児童の最低指数が発表されています。申込みの際の参考にしてください。
令和6年度4月の入園状況に際して、多数の園で定員割れとの結果が発表されています。
詳細は、以下をご確認ください。
参考:令和6年4月認可保育園の入園状況(指数)について|品川区
参考:別表4:保育所等利用調整基準(選考基準)|品川区

入園が内定したらすぐに入園準備を!

途中入園の際の、内定〜入園までの流れをご紹介します。

1.内定連絡
入園が内定した場合、入園月の前月下旬頃に、申込みをした保育園から連絡があります。
申込書に記入した連絡先に電話が入りますので、繋がりやすい番号を記入しましょう。

2.面接と健康診断
指定された期日までに、入園する園で面接と健康診断を行います。面接と健康診断を受けられない場合や、その結果によっては内定が取り消しとなってしまうこともあります。
通常、事前に保育園指定の書類一式が配布されますので、面接日までに必要事項を記入しておきます。その内容をもとに面接をしますので、当日忘れないように持参しましょう。
面接では、お子さんの性格や好き嫌い、既往歴やアレルギーの有無など、これからお子さんを預かる上で必要な内容について質問されます。
面接には、お子さんの普段の様子についてよく知っている方が参加しましょう。

3.入園決定
面接と健康診断の結果、集団生活が可能と認められれば入園決定となります。保育料などの案内が届きますので、手続きを進めます。

4.入園準備
保育園から渡された「園のしおり」に沿って、入園準備を進めます。入園の決定から入園日まであまり時間がないため、スピーディーに準備を進める必要があります。
布団カバーや食事用エプロンなどの布物はすべて手作りで準備する園もあれば、既製品をOKとする園、すべて園側で準備をし保護者の負担を減らしている園など、園によって内容は様々です。
初めて保育園に入園する方は戸惑うこともあるかも知れませんが、不明点があれば、一人で悩まずに園に質問しましょう。
参考:保育園のご案内|品川区

途中入園できなかった場合

認可保育園の空きを待つ

途中入園できなかった場合、利用希望した最初の月のみ、自治体より文書で結果が通知されます。それ以降の結果の連絡はありませんが、申請を取り下げない限り、当該年度の2月までは有効です。

次年度4月に入園希望される場合は、改めての申請が必要となりますのでご注意ください。
詳細は、以下のページをご確認ください。
参考:保育園のご案内|品川区

認可外保育園を選択する

すぐにでも入園をしたい場合は、認可外保育園への入園も視野に入れましょう。
認可外保育園のメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】
・少人数制できめ細かい配慮をしてもらえる
・独自の保育方針やサービスを取り入れている
・空きがあればいつでも入園できる

【デメリット】
・保育料が高額
・認可園に比べると施設が狭い傾向にある
・全員が資格保持者とは限らない

認可外保育園の保育料は、認可に比べ高額になるケースもありますが、条件を満たせば自治体から補助を受けられます。
また、認可外とは言え一定の基準が設けられており、行政の指導のもと運営を行なっていますので心配する必要はありません。
とは言え、大事なお子さんを預ける場ですので、認可・認可外問わず、しっかりと見学をし安全を確かめた上で入園を検討しましょう。
参考:認可外保育施設保育料補助制度|品川区
参考:認可外保育施設に対する指導監督要領|東京都

ベビーシッターを利用する

ベビーシッターは、対象時の自宅にて、保護者の代わりに子どもを保育するサービスです。
ベビーシッターのメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】
・自宅で保育ができる
・保護者の要望に合わせたサービスが受けられる
・1対1のきめ細かい保育をしてもらえる

【デメリット】
・利用時間によって料金が高額になる
・自宅に入られることによる不安感がある
・集団生活で育つ力を得られない

ベビーシッターは1対1での保育となるため、丁寧な配慮を受けられます。しかしその反面、集団生活の中で身に付くコミュニケーション能力や忍耐力などが得られにくい傾向にあります。あくまで、保育園に入れなかった場合の一次的な利用と捉えた方が良さそうです。
ベビーシッターの利用にも自治体が制定する補助制度があります。
以下をご確認ください。
参考:ベビーシッター利用支援事業|品川区
参考:ベビーシッター利用支援事業認定事業者一覧|東京都

品川区の保育園を検索しよう

保活・園見学支援サイトのホイシルでは、品川区の保育園を簡単に検索できます。
気になる保育園があれば、サイト内から問い合わせすることも可能です。

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保育園に入れない…入れなかった場合の理由と対処法|ホイシル