中野区の保育園に途中入園はできる?申し込み方法は?

転勤やお子さんの生まれ月、産休・育休後の仕事復帰など、さまざまな理由で急に保育園の途中入園が必要になることがあります。このような場合、準備期間が限られてしまうことも少なくありません。

この記事では、中野区の保育園に途中で入園するための

  • ・具体的な申し込み方法や必要な書類
  • ・認可保育園と認可外保育園の申し込み方法の違い
  • ・効率的に手続きを進めるための情報

等を分かりやすく解説しています。

万が一、保留通知が届いた場合の対応策も紹介し、安心して準備を進められるようにお伝えしていきます。是非参考にしてくださいね。

中野区の保育園に途中入園はできる?申し込みの流れとスケジュール

中野区で保育園に途中入園する場合、下記のステップに沿って申し込みを行っていきましょう。

  1. 情報収集や中野区の自治体への相談
  2. 園見学・希望園の決定
  3. 申し込み

①情報収集

保育園選びで重要なのは情報収集。

入園希望の保育園があっても、希望する月に入園できるとは限りません。

まずは、自宅周辺の保育園の空き情報の確認を行いましょう。空き情報は中野区の保育施設の空き情報一覧にて確認可能です。
保育園それぞれに特色があるので、自分や子どもに合いそうな方針がある園をピックアップすることも大切です。

情報収集先としては、

などがおすすめです。

実際に子どもを通わせているママのネット上の口コミを参考にすると、公式情報ではわからない園の雰囲気を把握することができます。
情報収集は、入園を希望する月に関係なく、できるだけ早めに始めることが望ましいです。

②園見学・希望園の決定

候補の保育園が決まったら、出来る限り保育園の見学を行い、希望園を決定しましょう。
文章だけでは伝わらない園の雰囲気や、自分の子どもに合っているかを確認するためには、実際に園を訪れることが重要だからです。
清掃が行き届いていて清潔感があるかどうか等もこの際に確認することが出来ます。

③申し込み

無事に希望園が決まったら申し込みに進みます。
入園書類の提出日などの締め切り日の一覧は下記になります。
月ごとに異なりますので、注意が必要です。

参考:中野区保育所等のごあんない

入園申し込みの詳しい情報は中野区の公式WEBサイトをご覧ください。
参考:保育所等についてのご案内(5月~翌年2月入園・転園申請について)

以上のことを踏まえて、実際に息子の途中入園経験がある元保育士の私がおススメする各ステップの完了目標を表にしましたので参考にして下さい。

ステップ活動内容完了目標日備考
保育園情報の収集入園希望の3ヶ月前早めに行動しておく
保育園見学・希望園決定入園希望の2ヶ月前事前予約が必要
申し込み書類提出入園希望の1ヶ月前締切日10日前までに提出が好ましい

認可保育園と認可外保育園の申し込み方法の違い

認可保育園と認可外保育園の申し込み方法は異なります。
認可保育園は区に申し込みをしますが、認可外保育園は区への申し込みではなく、施設に直接申し込むことになります。

参考:中野区保育所等のごあんない

間違えないように注意しましょう。
中野区の認可外保育園に関しては下記を参考にしてください。

中野区の途中入園の条件と必要書類

中野区で途中入園を行うためには、特定の条件と必要書類が必要です。
以下は必要書類とそれに関する解説を表にまとめたものです。

必須書類解説
教育・保育給付支給認定申請書兼保育所等利用申し込み書教育・保育給付支給認定を受けるための申請書兼保育所利用の申し込み書です。
家庭状況書家庭の状況を記入する書類で、家族構成や居住状況などを記入します。
保育所等利用申込みに関する確認表保育所等の利用に関する確認を行う書類で、利用する施設や利用期間などを確認します。
個人番号の提供についてマイナンバーの提供に関する書類で、マイナンバー確認書類の写し(A4サイズ)を提出します。
保育の必要性を確認できる書類保育の必要性を証明する書類で、保護者双方が一部ずつ提出します。
保護者ともに就労されている場合は、保護者一部ずつ就労証明書をご提出ください。保護者双方が就労している場合は、それぞれの就労証明書を提出します。自営業の場合は、所得税の確定申告書や源泉徴収票のコピーも必要です。

詳細については、中野区が提供する案内書を参照し、必要書類を漏れなく提出しましょう。
また、保育を必要とする状況を証明する書類や延長保育を利用する際は追加の申し込み書が必要になります。
他にも該当する方のみ必要な書類は、中野区の公式ウェブサイトからダウンロードが出来ます。
参考:中野区の公式ウェブサイト

中野区の途中入園の倍率

中野区の途中入園に関しての倍率は公開されておりません。
一般的には、途中入園しやすいタイミングは5月・9月・10月と言われています。
5月は4月に定員が埋まらなかった園が追加募集を行っているので途中入園がしやすくなることが多いです。
9・10月は転勤や引っ越しが増える時期に当たる為、空きが出やすくなる傾向にあります。

また、入園最低点数に関しては、2023年4月の中野区の入園下限合計指数の情報に記載されている通り、28点となっております
※一部「2点」の保育園がございますが、正確な数値でない場合がございます。
詳細は下記の資料をご確認ください。

保育園に入園内定したらすぐに入園準備を!

中野区の内定通知は、例外もありますが毎月20日以降とされています。
内定の通知が来たら、その後保護者は指定された期日までに準備を進める必要があります。

一般的には

  • ・保育園への連絡
  • ・園長先生や担任の先生との面談
  • ・健康診断の受診
  • ・必要な書類の記入
  • ・持ち物の購入
  • ・持ち物の記名作業

等があります。

洋服などにも一つ一つに記名が必要になります。
持ち物の記名は使う時にしようとすると忘れがちなので、一気に確認して進めることをお勧めします。
少し大変ですが、子どもが新しい環境にスムーズに適応できるようサポートしていきましょう。

途中入園できなかった場合

中野区の保育園に途中入園できなかった場合は、『保留通知』が届きます。
保留通知は6か月間有効で、書類の再提出は不要で毎月空きが出た時点での入園が可能になります。申し込みの有効期限は下記を参考にしてください。

参考:中野区保育所等のごあんない

また、どうしてもすぐに保育園に預ける必要のある場合、他の選択肢を考慮する必要があります。

  • ・認可外保育園への再申し込み
  • ・地域のベビーシッターサービスの利用
  • ・または幼稚園への預け入れ(年少児以上)

が可能です。

これらの選択肢についても事前に情報を集め、必要な書類を準備しておくことが重要です。
最近人気のこども園では早朝から遅くまでの長時間保育も可能ですので、安心です。
中には、幼稚園の最寄り駅までの送迎や、習い事も完結できるような人気の園も増えてきているので、早めに空き状況を聞いて準備を進めていきましょう。

再申し込みの際は前回の経験を活かし、より効果的な準備を行えると良いですね。
また、前述した通り、認可外保育園への申し込みは施設に直接行う形になりますのでご注意ください。

中野区の保育園を検索しよう

中野区内の保育園についての詳細情報は、「ホイシル」ウェブサイトで確認できます。
こちらから保育園の一覧や空き状況、各園の特色を把握することが可能です。

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