目黒区の保育園に途中入園はできる?申し込み方法は?

「転勤が決まった」「マイホームを購入した」「子どもが1歳になったらすぐに復職したい」など、さまざまな理由で年度の途中で保育園の入園を考える方は多いのではないでしょうか。今回は目黒区の保育園に途中入園する場合について詳しくご紹介します。

目黒区の保育園に途中入園はできる?申し込みの流れとスケジュール

途中入園についての流れは下記となります ※2月、3月の入園はありません

①情報収集
②園の見学、希望園の決定
③申し込み(毎月8日前後)

①情報収集

第10希望まで申請することができるので、家の近くだけでなく、職場の近くや送迎可能な範囲はすべて見学するとよいでしょう。定員数や空き情報、駐輪場・駐車場、ベビーカーの置き場所はあるかなど、多くのことをネットで確認することができます。
参考:目黒区保育施設 空き状況一覧表
参考:認可保育園・小規模保育施設・事業所内保育施設・家庭福祉員(保育ママ)の概要一覧 

②園の見学、希望園の決定

気になる園があったら直接電話で見学を申し込みます。
見学では園児や先生の雰囲気、トイレの清潔さ、遊具やおもちゃ、セキュリティ面などを確認するとよいでしょう。

また、当日は実際に利用するであろう交通手段で行ってみるとよいでしょう。遠いけれど立ち寄れるスーパーがあって便利だったり、近いけれど意外と急な坂道があって大変だ、など気づくこともあるかと思います。
子どもにアレルギーがある場合は、どんな対応をしているのか聞いておきましょう。定期的な書類提出や面談の実施、食器や椅子を別にするなど、園によって対応はさまざまです。

③申し込み(毎月8日前後)

希望園が決まったら申し込みです。
不備があった場合に備えて窓口に直接持って行くことをおすすめしますが、郵送する場合は簡易書留等の記録が残る方法で、チェックシート兼同意書を同封してください。

■受付場所 目黒区総合庁舎本館2階 保育課保育施設利用係
■受付日時 月曜日から金曜日(祝日を除く) 8:30~17:00

育休中の方で、1日から復職する場合は前月から利用できるので、前々月の8日が申し込み締切となります。
最初の1〜2週間は慣らし保育のため短時間利用となり、子どもも環境の変化で体調を崩しがちになるため、なるべく前月から利用すると安心です。

認可外保育園の申し込み方法は?

認可保育園は役所を経由して申し込みや内定となりますが、認証保育園や企業主導型保育園といった、いわゆる認可外保育園は、料金形態や内定基準、入園の優先順位も園ごとに異なります。
認可園に入れなかった時のためにあらかじめ問い合わせておきましょう。

目黒区の途中入園の条件と必要書類

正社員だけでなく、パート勤務や産前産後休暇、親族の介護、求職活動でも保育園を利用することができます。

保育を必要とする事由認定有効期間
仕事をしている(月48時間以上)事由がなくなるまで
疾病・心身に障害がある事由がなくなるまで
虐待やDVのおそれがあり
社会的擁護が必要である
事由がなくなるまで
出産をする出産予定月をはさむ前後2か月(5か月以内)
親族の介護・看護をしている事由がなくなるまで
日中に求職活動をしている
(起業準備含む)
2か月以内
災害に遭い、復旧にあたっている復旧終了まで
就学している
(基本指数の細目に定める学校に限る)
保護者が卒業するまで

※こちらの情報は目黒区が更新・公開している保育施設利用のご案内(P7)をもとに作成しています。
それでは必要書類について確認していきましょう。

  1. 教育・保育給付認定申請書 
  2. 保護者が保育を必要とすることを証明する書類(就労証明書、病状内容確認書等)
  3. 世帯の所得状況が確認できる書類
  4. 保育の利用申込書
  5. その他各家庭の状況に応じて必要な書類(受託証明書等)
  6. 保育所入所申込受付チェックシート兼同意書(郵送の場合のみ必要)

これら必要書類については、区役所の窓口、または目黒区ホームページからもダウンロードできます。
就労証明書は会社によって作成に時間がかかる場合があるので、余裕を持って依頼しておきましょう。発行日は提出する月か前月、前々月のものが有効となります。

所得状況がわかる書類については住民税決定通知書や源泉徴収票などがありますが、各年1月1日時点で目黒区に住民登録があり、目黒区で住民税の状況が確認できる場合はマイナンバーカードで確認できるため、書類の提出は不要です。
詳しくは目黒区ホームページよりご確認ください。
参考:保育施設利用のご案内(P11〜12)

目黒区の入園の倍率

ここ数年で全国的にも保育園の施設数は増え、目黒区でも令和6年4月入園希望の全体の倍率が約0.8倍と、入園しやすい環境になりました。
令和6年4月の入園申し込みの倍率について年齢別に見てみましょう。

入所可能数申込数
(第1希望)
倍率
全体209616240.77
0歳児6154820.78
1歳児5888051.36
2歳児1241541.24
3歳児2231300.58
4歳児243380.15
5歳児303150.04

1歳児については約1.4倍、2歳児は約1.2倍という結果ですが、指数の高い家庭(両親ともに正社員)であれば比較的入園しやすい状況かといえます。
次に、4月の入園申し込みで特に人気だった保育園をご紹介します。

※こちらの情報は目黒区が更新・公開している、園別内定状況をもとに作成しています。全年齢の合計数値になりますので、年齢別の定員数・申込者数については令和6年4月入所利用調整(選考)実施状況をご確認ください。

入園内定したらすぐに入園準備を!

途中入園の結果の通知は毎月20日すぎに郵送でおこなわれ、内定した園にて面談・健康診断を受けてから入所決定、という流れになります。
入園書類の記入や入園グッズの購入、持ち物の記名など、短い期間で準備すべきことがたくさんあります。手作りで準備するものがあれば生地や材料の購入から始めなければなりませんし、洋服や持ち物に記名する作業も時間がかかります。
お名前スタンプやアイロンなどで付けられるお名前シールが便利で、最近では100円均一でも便利なものがたくさんあるのでぜひ探してみてください。

途中入園できなかった場合

もし希望する園に入れなかった場合は、会社と相談して、育児休業を延長できるのであれば、希望園に空きが出るのを待つことも可能です。その場合、提出書類は1年間有効となるため再提出は不要となります。

また、認可外保育園やベビーシッターの利用も検討しましょう。日曜・祝日も利用できたり、英語に特化しているなどメリットのある園もありますが、その分保育料が高いといったデメリットもあるかと思います。

3歳以上であれば幼稚園も視野に入れてみてはいかがでしょうか。平日に親が参加する行事が多い園だと、お仕事を休まなれけばならないといったデメリットがありますが、最近では預かり保育を実施している園が多く、18時や19時まで利用できる園や満3歳児クラス(3歳を迎えた月の翌月から入園可)を実施している園もあります。

目黒区の保育園を検索しよう

保育園選びに役立つ情報を発信しているホイシルでは、目黒区の保育園を簡単に検索できます。お近くの保育園を調べたり、見学の予約もサイト内から行えます。

東京都目黒区の認可保育園一覧|ホイシル

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