板橋区の保育時間は何時から何時まで？延長保育や実際のお迎え時間も

保育時間や延長保育ってそれぞれ保育園で違うの？職場復帰後、保育園のお迎えに間に合うかどうか、不安を感じる保護者の方も少なくないのではないでしょうか。
板橋区で保活中の保護者に向けて、気になる保育時間やお迎えが間に合わない際の板橋区で取り組んでいるサポートについても解説します。

板橋区の保育園の保育時間

板橋区の基本的な開所時間は11時間です。
保育の時間は保護者の勤務時間と通勤時間を考慮し、開所時間の範囲内で決定します。

種別ごとの開所日・開所時間は下記のとおりです。

◆区立保育園
＜開所日＞
月曜日から土曜日（祝日、年末年始12月29日から1月3日を除く）
＜開所時間＞
7時15分から18時15分
参考：区立保育園のご案内｜板橋区公式ホームページ (city.itabashi.tokyo.jp)

◆私立保育園
＜開所日＞
月曜日から土曜日（祝日、年末年始12月29日から1月3日を除く）
＜開所時間＞
開所時間は以下の3パターンで、園により異なります。
①7時00分から18時00分
②7時15分から18時15分
③7時30分から18時30分

◆認定こども園・小規模保育施設
認定こども園とは、教育と保育を一体的に行う施設です。
幼稚園枠(1号認定)と保育園枠(2号認定)に分かれており、それぞれ保育時間が異なります。
板橋区の認定こども園は以下の3園です。
・東京家政大学附属みどりケ丘幼稚園
・板橋向原幼稚園
・コスモメイト成増保育園
板橋区の小規模保育施設についてはこちらから確認可能です。
参考：小規模保育施設のご案内

板橋区の保育園の延長保育

延長保育とは、保育時間を延長してお預かりする制度で、実施時間は、保育園により異なります。
「標準保育時間」では、11時間を超えて利用する場合は延長保育となり、「時短保育時間」では、8時間を超えて利用する場合は延長保育となります。
参考：板橋区内パーフェクトデータ（延長保育）

延長保育の利用条件について

板橋区での延長保育の利用には、利用開始月の初日までに1歳の誕生日を迎えていること、延長保育利用の理由の条件としては「就労」「入院」「病院付き添い」「就学」に限られます。
※板橋区の私立保育園では1歳に満たない場合でも延長保育が可能な場合もありますので、職場復帰と共に延長保育が必須であるご家庭は必ず確認しましょう。

区立保育園の場合

1か月に10日以上延長保育を必要とする場合は、「月極め利用」の契約が可能です。
10日以下の場合は、「スポット利用」としてその都度の申込が必要です。

＜延長保育定員＞
板橋区立保育園の延長保育の定員は20名です。（向原保育園、にりんそう保育園、こぶし保育園は異なる）
参考：板橋区立保育園延長保育実施要網
※年度により異なる可能性がありますので必ず入園時に確認しましょう。

＜延長保育時間＞
18時15分から19時15分
※こぶし保育園のみ延長時間が長く、20時15分までです。
また、以下6つの保育園では延長保育を実施しておりません。
みなみ保育園、向台保育園、西台保育園、志村橋保育園、新河岸保育園、高島平つくし保育園

私立保育園・地域型保育施設の場合

基本的には満1歳から利用可能ですが、1歳に満たない場合でも延長保育を行う場合がありますので、どうしても仕事の都合で延長保育が必須の場合は希望の園に問い合わせをしましょう。

＜延長保育定員＞
私立保育園・地域型保育施設での延長保育の定員は、各施設で異なるので事前確認が必要です。
板橋区で公開している情報は区立のみなので、各私立保育園のホームページまたは直接問い合わせて確認しましょう。

＜延長保育時間＞

私立の場合は各園で異なるので最短で午後7時まで、最長で午後8時30分までです。
延長保育の枠に空きはあるか、スポット利用はいつでも可能かどうか入園時に確認することをおすすめします。
参考：保育園開所時間・延長保育一覧（私立・公設民営）｜板橋区公式ホームページ

延長保育の利用料金について

延長保育料は、保育料無償化の対象外で、保護者負担となります。
また、延長保育料金助成制度が適用される家庭に該当する場合の延長保育料金は無料になります。

＜延長保育料金助成制度の該当世帯について＞
・生活保護世帯
・非課税世帯
・保育園に3人以上通っている児童のいる世帯の第3子以降の児童
(区外の公・私立保育園に通う児童も含む)
参考：延長保育料助成制度について

◆区立保育園の場合

料金は月額4,000円、スポット利用は日額400円(月上限10回4,000円まで)です。
支払期限は、ご利用月の翌月末（月末が土日祝日の場合は金融機関の翌営業日）
※こぶし保育園での延長保育については、午後8時15分まで(2時間延長)利用する場合に限り、8,000円です。

◆私立保育園の場合

私立の場合は区立と同じ料金設定の園が多いですが、料金は各園ごとに異なりますので確認しましょう。
※ただし、私立であっても延長保育料金助成制度の対象世帯へは私立保育園から直接通知が届きます。

板橋区の実際のパパママのお迎え時間

実際には何時ごろにお迎えに行くの？
気になる保護者へ、パパママの具体的な送り迎えパターンをご紹介します。

実際には登園のピークは9時ごろ、年齢によって異なりますが、お迎えのピークは通常保育終了時間の30分前ごろが多い印象です。
在宅勤務が増えたことも理由のひとつですが、パパが送り迎えをするケースも増えています。

お迎えが間に合わない…時に板橋区で使えるサポート

板橋区ではお迎えが間に合わない場合や、お子さんの保育ができないとき、保護者に代わって短時間の保育サービスや学校・保育園等の送迎を行う「ファミリーサポート制度」を区が支援しています。
突然の会議や急な仕事対応で延長保育を頼みたいけど空きがない場合や延長してもお迎えが間に合わない場合に民間のベビーシッターよりも安価な料金で利用が可能です。
また、長時間の保育や宿泊を伴う場合、条件付きではありますが「子どもショートステイ」サービスも行っています。

板橋区のファミリーサポート事業について

◆ファミリーサポート利用対象年齢
生後43日から12歳に達する最初の3月31日までに利用会員が登録した児童

◆ファミリーサポート利用条件
板橋区在住であることが条件です。
板橋区民であれば育児援助を希望する方全員が対象となります。

◆ファミリーサポート利用料金
月曜日から金曜日の9時から17時：800円
上記以外の時間：900円
土曜日・日曜日・祝日及び12月29日から1月3日：900円
※支払いはキャッシュレス決済が可能です。
参考：ファミリーサポートセンター事業について

板橋区の子どもショートステイ事業について

◆子どもショートステイ利用対象年齢
生後43日から18歳未満まで

◆子どもショートステイ利用条件
病気、出産、介護や冠婚葬祭への出席などが主な条件ですが、その他区長から必要と認められた場合には利用可能ですので板橋区へ相談してみましょう。

◆子どもショートステイ利用料金
＜日帰りの場合＞
1回：1,500円（7時から20時の間で4時間以上10時間以内）
＜宿泊の場合＞
1拍：2,500円
参考：子どもショートステイ事業について

板橋区の保育園を検索しよう

保活・園見学支援サイトのホイシルでは、板橋区の保育園を簡単に検索できます。

気になる保育園があればサイト内から問い合わせすることも可能です。