「あ行」の保育用語

  • 育児休業

    【読み方】
    いくじきゅうぎょう

    【解説】
    育児・介護休業法に基づき、主に出産後に子育てを行うために設けられた休業期間のこと。こどもが1歳(保育所に入所できないなどの事由がある場合は最長2歳)に達するまでの取得が保証されている。

  • 育児不安

    【読み方】
    いくじふあん

    【解説】
    親がこどもを育てるにあたって過度に不安、困惑、イライラ感などを抱くこと。核家族化や地域社会との関係の希薄化により周囲に相談できる人がいないケースが増え、増加傾向にあるとされている。

  • 一語文

    【読み方】
    いちごぶん

    【解説】
    おおむね1歳3か月から2歳未満の発達過程で見られる、一つの単語から成る文のこと。「わんわん」「まんま」のような、一つの単語として意味が通じる言葉を指す。こどもの言葉は一般的に「喃語」→「一語文」→「二語文」と段階的に発達していく。

  • 一時保育

    【読み方】
    いちじほいく

    【解説】
    保育所に入所していないこどもを対象に時間や日単位で預かる保育サービスのこと。保護者が何らかの事情でこどもの世話ができない場合に一時的にこどもを預かり、保育をする。

  • 一斉保育

    【読み方】
    いっせいほいく

    【解説】
    事前に計画・目標を立て、保育者主導で活動や課題などをこどもに周知し、共通の内容で保育をすること。保育実習生が行う部分実習や責任実習などは一斉保育が一般的。「設定保育」とも言い、対義語は「自由保育」。

  • 溢乳

    【読み方】
    いつにゅう

    【解説】
    こどもがミルクを飲んだ後に口から戻してしまうこと。乳児の胃がとっくり型のために起こりやすい現象で、病的な嘔吐ではない。

  • 犬食い

    【読み方】
    いぬぐい

    【解説】
    食事の際に、食器を手に持たず顔を器に寄せ、直接口を付けて食べる行為のこと。

  • 異年齢保育

    【読み方】
    いねんれいほいく

    【解説】
    年齢の異なるこどもが一緒に活動する保育のこと。年齢の枠を越えて共に学び、成長することで、社会性や協調性、思いやりの気持ちなどが育まれる。「縦割り保育」「混合保育」と呼ばれることもある。

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