京都市の保育士処遇改善の取り組み

保育士宿舎借り上げ支援事業

京都市では,遠隔地出身の新規採用保育士を支援するため,京都市内の民間保育園・認定こども園(以下「保育園等」という。)に対し保育士の宿舎借り上げ費用を支援しています。

1 補助対象となる主な条件

⑴ 補助対象となる保育士の主な条件

・保育園等に平成29年4月~令和7年3月の間に新たに常勤保育士として採用された方
・保育園等に常勤保育士として採用後,5年を経過していない方
・親元の住所が京都府外にある方,又は親元の住所から勤務する保育園等までの通勤時間が片道1時間以上かかる方

⑵ 補助対象となる保育園等の主な条件

・京都市内で保育園等を設置及び運営していること
・保育士を居住させるための宿舎に係る賃貸借契約を締結すること
・当該宿舎に係る賃借料等を負担すること(保育士の自己負担分は除く)

⑶ 補助対象となる宿舎の主な条件

・保育園等が保育士を居住させることを目的として賃貸借契約を締結すること
京都市内に所在するものであること

2 補助対象経費

保育園等が保育士の宿舎の借り上げに要した以下の費用

賃借料,共益費・管理費,礼金・更新料

3 補助金額

⑴ 補助基準額

月額65,000円以内

※ 対象経費から保育士の自己負担額を差し引いた額(自己負担額は各保育園等により異なります。)

⑵ 補助率

補助基準額の4分の3(補助基準額の残り4分の1は保育園等が負担します。)

<例>賃借料等月額7万円,保育士の自己負担月額1万円の場合

賃借料等月額7万円-自己負担月額1万円=対象経費(補助基準額)月額6万円

補助基準額月額6万円×3/4=京都市からの補助月額4.5万円

補助基準額月額6万円×1/4=保育園等の負担月額1.5万円

参考サイト:京都市役所(保育人材確保

保育士修学資金貸付事業【京都府実施事業】

<京都府内の保育園・認定こども園等での一定期間の就労で全額返還免除>

京都府内の保育施設での就労を目指し,保育士養成校に通う学生に対し,修学資金を貸し付けます。

1 対象者

保育士養成校(大学,短期大学,専門学校)に入学し,卒業後,一定期間,京都府内の保育施設において保育士として業務に従事しようとする方のうち,学業優秀で,かつ,家庭の経済状況等から真に本修学資金の貸付が必要と認められる方

※ 京都府外の保育士養成校に通う学生は京都府内に居住している学生のみ対象

2 貸付期間

保育士養成校に在学する期間

3 貸付限度額

⑴ 月額5万円
⑵ 入学準備金20万円
⑶ 就職準備金20万円

※ 生活保護世帯等に属する方については,別途加算あり

4 利子

無利子

※ ただし,正当な理由なく返還計画より遅れると延滞利息がかかる。

5 返還免除

保育士養成校卒業の日から1年以内に保育士として登録し,京都府内の保育園・認定こども園等で保育業務に以下の期間従事

借入期間 免除に必要な就労期間 
 2年間5年間 
 3年間8年間 
 4年間 10年間
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