【性格別に紹介】自分の良さを伝えられる保育士の自己PR 就活面接対策

【性格別の例文あり】保育士の面接での自己PR方法をご紹介!

保育士の就活では、面接試験が多くあります。

面接では自己PRで何を伝えたらよいかわからないという人も多いと思います。
しかし、自分の性格を理解することで、面接官に自分の魅力をアピールできるチャンスです。

今回は、就活時の面接試験で自己PRをより良いものにできるよう性格別の自己PRを紹介します。

保育士の面接でチェックされている自己PRポイント

保育士の面接で行われる自己PRは、その人がどのような人物なのかを見極めるために非常に重要なものです。

面接官が面接時にチェックしているポイントを踏まえて自己PRができれば、面接官にも良い印象を与えることができます。

面接官は、その人が保育園で一緒に働く仲間としてふさわしいかを面接で判断しているので、あなたを採用することでどんなメリットが園にあるのか伝えるようにしましょう。

自己PRでは、ただ単に自分の得意なことを一方的に話すのではなく『自分にはこのようなスキルがあって、園に対してこのような貢献ができます』と具体的に話すと説得力があります。

例えば、「ピアノを弾くことが得意です」と話すだけでなく「ピアノを使って子どもと一緒に毎日リトミックを楽しみ、子どもの表現力を育みたいです」と、どのようにスキルを活かすか具体的に話すとわかりやすいです。

また、学生時代に経験してきたことのようなあなたならではのエピソードを交えて、なぜ得意だと思うのか話すのもよいでしょう。

保育士の面接で使える自己PR例 

それでは、保育士の面接で使える性格別自己PR例を具体例とともに紹介します。

自己PRでは、どのようなことを話そうか迷う人も多いと思いますが、自分の性格に合った自己PRであれば面接でもスムーズに話せます。まずは自分がどんな性格なのかを考えてみましょう。

社交的な人はコミュニケーションスキルをアピール 

人と話すことが得意で社交的な人は、コミュニケーションスキルをアピールしましょう。

保育士は保護者や子ども、祖父母などとコミュニケーションを取らなくてはならない職業です。そのため、一般的な職業より幅広い年齢との関りがあり、社交性が求められます。

また、大事な子どもを預けている保護者と信頼関係を築く必要があるため、保育士は積極的にコミュニケーションを取っていく必要があります。

そのため、社交的な人は面接の自己PRで、保護者からの育児の話や子どもに関わる相談を丁寧に聞き、共感することで信頼関係を築いていきたいとアピールするのもよいでしょう。

自己PRする際には、今までの経験やエピソードを交えて「コミュニケーション能力が高い」とアピールすることがおすすめです。

【コミュニケーション能力の例文】
『私は幅広い年齢層とコミュニケーションを取ることが得意です。なぜなら、地元の清掃ボランティアに中学生のころから参加しており、そのボランティアでは中学生からご年配の方まで幅広い方が参加していました。当時からさまざまな年代の方々と話しながら一緒に清掃を行い、今ではその活動のリーダーを任され運営も行っています。保育園では、この持ち前のコミュニケーション能力の高さを使って、子どもや保護者とよりよい関係を築いていきたいと思います。』

体力に自信がある人はアクティブさをアピール  

体力に自信がある人は、子どもと一緒にアクティブに活動ができることをアピールしましょう。

保育士は一日中、子どもと一緒に活動を行うためとても体力を使う仕事です。

特に幼児クラスの場合、おもいっきり走ったり活発に遊んだりすることが多くなり、体力が必要不可欠になります。そのため、体力がありアクティブに遊ぶことができることをアピールすることも保育士の面接では有効になります。

また、アクティブさをアピールすることで「ポジティブな人」「ムードメーカーになる人」などの印象も合わせて与えられるため、保育士や保護者ともよい関係を築けるのではないかと思わせることもできます。

【アクティブさを表現する例文】
『私は体力に自信があり、子どもとアクティブに活動することができます。なぜなら、中学から高校まで陸上競技をしており、大学でもサークル活動でバレーボールをしておりました。
保育実習では、この持ち前の体力を活かして幼児の子どもと全力で鬼ごっこをしたり、積極的に運動会の手伝いをしました。貴園でも、子どもと遊ぶことや行事などに全力で取り組みたいと思います。』

明るい人はポジティブさをアピール 

明るい性格の人はポジティブさをアピールしましょう。

子どもが毎日楽しく過ごすには、保育士から子どもに明るく接しなければなりません。仕事が忙しいときや子どもが予想外の行動をして少し嫌になったときも、冷静にポジティブに考えて行動ができるとアピールするとよいでしょう。

【ポジティブさを表現する例文】
『私は挫けそうなときでもポジティブに考えて行動できます。私は現在コンビニでアルバイトをしています。アルバイトでは、ときどき怒っているお客様を接客することがあります。以前は辛いと感じることが多かったのですが、先輩から「なぜお客様が怒っているのかを考えて行動するとよい」とアドバイスをもらい、それからは怒っているお客様の接客もポジティブに捉え、一緒に解決できるように行動するようになりました。これから仕事する中でも辛いことはたくさんあると思いますが、何事も私自身が成長するためとポジティブに捉えて行動していきたいと思います。』

気配りができる人は先回りして仕事ができることをアピール 

気配りができる人は、仕事においても気配りが活かせることをアピールしましょう。

子どもは体調が悪くてもなかなか言葉にして伝えることができないこともあります。
そんなときに「いつもと様子が違うな」「なにか話したいとこがあるのかな」と些細な変化に気付くことで事態を軽くすることが可能です。

また、気配りができるということは、周りの人の動きをよく観察しているということにもなります。他の保育士が忙しそうにしていたら仕事を手伝ったり、先回りして仕事を済ませておくことができ、保育園自体の雰囲気もよくなります。

【気配りができるを表現する例文】
『私は周りをよく観察し気配りするように努力しています。たとえば、デパートのアルバイトでお客様が何か探している様子を見かけたら、積極的に声をかけて一緒に探します。また、保育実習の際にも少し様子がおかしい子がいたらこちらから声をかけるように取り組みました。貴園でも周りの先輩たちの様子を見て、手伝いが必要そうであれば積極的に声をかけて手伝いっていきたいと思います。』

物事をきちんと守れる人は責任感の強さをアピール 

ルールをきちんと守る性格の人は、責任感の強さをアピールしましょう。

保育園は子どもに社会的マナーや生活習慣を教えていく場所でもあります。保育士の行動はすべて子どもの成長に影響するため、自分の行動に責任を持つことが大切です。

何事にも責任感を持って行動できるという人柄をアピールすることで「誠実な人」「信用できる人」と面接官にアピールできます。

【責任感の強さを表現する例文】
『私は任された仕事に対して責任を持って行動することができます。具体例を挙げますと、飲食でアルバイトをしている際に発注の業務を店長から任されました。初めての業務だったので期日前までには業務を終わらせるように心がけ、間違いがないかを必ず見直すようにしました。今では、店長から責任感があると評価され信頼されるようになり、他の業務も任されるようになりました。貴園でも、どんな業務にも責任を持って取り組みたいと思います。』

ピアノや楽器演奏が得意な人は音楽の腕前をアピール  

保育士は日常生活や行事などで子どもと一緒に歌を歌ったり、ピアノを演奏することも多いです。そのため、ピアノや歌を歌うのが得意な人はその点もアピールしましょう。

【楽器が得意を表現する例文】
『私は歌を歌いながらピアノを弾くことが得意です。学校の行事では、合唱コンクールで伴奏者としてピアノを弾きました。また、合唱の際にはソプラノパートの人数が少なく、伴奏を弾きながらソプラノパートも一緒に歌いました。
このピアノを弾きながら歌える技術を活かして、リズム遊びや行事などを子どもと一緒に楽しみたいと思います。』

保育士の就活面接で好印象を与えるために意識すること

保育士の就活面接では、面接官に好印象を与えるためのポイントがあります。

面接は緊張しますが、受け答えは明るくはきはきと明確に行いましょう。保育士は子どもからすると太陽のような明るい存在です。

明るくはきはきとした対応ができる人は、コミュニケーション能力が必要な保育士に向いていると認識されることが期待できます。

自己PRの内容も重要ですが、それと併せて明るさや笑顔を見せることができれば、保育士面接も怖くありません。明るく笑顔で、伝えたいことをはっきりと伝えることができれば好印象を与えられます。

自分の性格に合った自己PRをしよう‼

ここまで、保育士の就職面接で使える自己PRを紹介しました。

自分の性格に合った自己PRができれば、自分の長所をしっかり伝えられます。

伝えたいことを具体的にはっきり伝え、明るい印象を与えることができれば、保育士としてのデビューもすぐそこです。

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