職場復帰に向けて、保育園に子どもを預かってもらえる時間や延長保育の時間など、気になる方も多いのではないでしょうか。新宿区で保育園に入園する方や保活中の方向けに、新宿区の保育園の保育時間や延長保育について詳しくご紹介します。
新宿区の保育園の保育時間
新宿区の保育園の開所時間は基本的に11時間となっており、時間帯はすべて保育園によって異なります
保育園によっては延長保育や休日、夜間保育などを実施しているところもあります。保育園の種類別の平均的な開所時間や延長保育時間は、以下のとおりです。
▽区立保育園
・開所時間:午前7時30分~午後6時30分が多い
・延長保育時間:1時間(午後7時30分まで)が多い
▽私立保育園(認可)
・開所時間:午前7時30分~午後6時30分が多い
・延長保育時間:2時間(午後8時30分まで)が多い
▽認定こども園
・開所時間:午前7時30分~午後6時30分が多い
・延長保育時間:区立は1時間(午後7時30分まで)、私立は2時間(午後8時30分まで)が多い
▽地域型保育事業(小規模保育事業・事業所内保育事業・保育ママなど)
・開所時間:午前7時30分~午後6時30分が多い
・延長保育時間:1時間(午後7時30分まで)が多く、4時間(午後10時まで)の施設もあり
新宿区の保育園の延長保育
新宿区の保育園では、通常保育時間終了後に延長保育を実施している保育園があります。延長保育を利用するためには、区に申請をする必要があります。
私立保育園や地域型保育事業施設などは園によって延長料金が違うため、直接園に申し込みをして料金を支払います。
延長保育を利用する条件は、1歳児クラス以上であること
新宿区の区立保育園の延長保育利用対象者や条件などは、以下のとおりです。
- 就労や就学などの理由により、利用可能とされている時間帯を超えて保育が必要な方
- 1歳児クラス以上の子どもであり、離乳食を完了し幼児食に移行している子ども
- 入園直後など、園での生活に慣れていない期間は利用できません
延長保育料金
①「月額利用」「日額利用」
延長保育の利用時には、基本保育料とは別に延長保育料がかかります。延長保育料は、幼児教育・保育の無償化の対象外ですが、生活保護等受給世帯や住民税非課税世帯の方の延長保育料は0円です。
新宿区の区立保育園では「月額利用」「日額利用」の2つの利用区分があります。1か月あたりの利用日数や料金は以下の表のとおりです。
【新宿区区立保育園の延長保育料】
月額利用 | 日額利用 | |
---|---|---|
1か月あたりの利用日数 | 10日以上の利用希望 | 10日未満の利用希望 |
利用予約 | 予約は必要なし | 前月25日までに予約が必要 |
延長保育料 | 〔延長時間1時間〕:月額4,000円〔延長時間2時間〕:月額6,000円〔延長時間3時間〕:月額9,000円 ・月額の料金を徴収 | 〔延長時間1時間〕:1日400円〔延長時間2時間〕:1日600円〔延長時間3時間〕:1日900円・利用した日数分の料金を徴収・10日以上利用した場合は、月額の料金で徴収 |
②「緊急スポット利用」
「月額利用」と「日額利用」の申請をしていない方で、突然の残業などにより延長保育が必要な方が対象です。こちらも1歳児クラス以上の子どもであり、離乳食を完了し幼児食に移行している子どもが条件です。利用当日の延長保育の定員に空きがある場合、利用することができます。(※1日の上限は3世帯と決まっています。)
その他、新宿区の私立保育園の延長保育料などについては、以下のページをご覧ください。
参考:令和6年度版延長保育のご案内
参考:新宿区ホームページ・延長保育のご案内
新宿区の実際のパパママのお迎え時間
実際に保育園に預ける時間やお迎え時間の例を、家庭の状況別にいくつかご紹介します。
【送り迎え時間の例】
例1 | 例2 | 例3 | |
---|---|---|---|
家庭の状況 | パパ:通勤時間が長いママ:時短勤務(9~16時)子ども:0歳児 | パパ:残業が多いママ:早朝7~16時勤務子ども:2歳児 | パパ:在宅勤務中心ママ:出社中心どちらも9~18時子ども:1、3歳児 |
保育園開所時間 | 7時30分~18時30分 | 9時~17時 | 7時15分~18時15分 |
朝の預け時間 | 8時30分 | 9時 | 8時45分 |
夕方のお迎え時間 | 17時 | 16時30分 | 18時15分 |
延長保育の利用時間 | 利用なし | 17時~18時 | 18時15分~19時15分 |
パパ・ママ分担 | パパ:送りママ:迎え | パパ:送りママ:迎え | パパママ半分ずつ分担 |
送り迎えの時間は、家庭の状況や通っている保育園の開所時間などによって異なります。家庭の状況に応じて、送り迎えについては夫婦で分担する方が多いようです。
お迎えが間に合わない…時に新宿区で使えるサポート
新宿区では、「ファミリー・サポート・センター」という会員登録制で様々な支援が受けられる制度があります。通常の預かり支援と、病児病後預かり支援の2種類があり、お迎え時間に間に合わない、子どもを預かってほしいなときなどに利用することができます。それぞれの支援について、詳しくは以下のとおりです。
①通常の預かり支援
事前に登録する必要があり、利用時間は午前6時~午後10時までです。対象は、新宿区内に在住している生後43日以上の子どもの保護者です。具体的な支援内容や料金は以下のとおりです。
- ・保育園の開始時間まで子どもを預かること。
- ・保育園の終了時間後、子どもを預かること。
- ・保育園までの送迎を行うこと。
- ・保育園などの休業日に子どもを預かること。
- ・買い物など外出の際、子どもを預かること。
【利用料金】
午前7時~午後7時(年末年始を除く) | 1時間800円 |
午前6時~午前7時または午後7時以降 | 1時間900円 |
年末年始(12月29日~1月3日) | 1時間900円 |
②病児病後預かり支援
子どもが病気のときや病気の回復期にあるとき、利用することができます。通常の預かりの会員とは別に登録が必要です。対象は、新宿区に在住している1歳以上~小学6年生までの子どもの保護者で、料金や利用時間は以下のとおりです。
利用時間 | 午前8時~午後6時30分(土日祝・年末年始を除く) |
利用料金 | 1時間1000円 |
その他ファミリー・サポート・センターについて、詳しくは以下のページをご覧ください。
参考:新宿区ファミリー・サポート・センターリーフレット
参考:新宿区ホームページ
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